マンション売却にかかる期間や影響するポイントとは?早く売るコツも解説

マンション売却にかかる期間や影響するポイントとは?早く売るコツも解説

この記事のハイライト
●マンションを売りに出してから成約するまでの平均期間は約4か月
●売却期間は「築年数」「交通利便性」「専有面積」「周辺の競合物件」に影響を受ける
●早く売却するコツは、適正な価格で売れやすい時期に売りに出し、掃除で物件をきれいに見せること

引っ越しに伴ってマンションを売却するときは、なるべく早く売却したいところでしょう。
そこで今回は、マンションが売却できるまでにかかる期間の平均や手続きの流れ、売却期間に影響するポイントや早く売却するためのコツを解説します。
山口県山口市でマンションの売却を検討中の方は、ぜひ参考になさってください。

\お気軽にご相談ください!/

マンションの売却期間の平均とは?

マンションの売却期間の平均とは?

マンションの売却期間の平均は、約4か月です。
売却期間とは、売りに出してから買主が見つかり、売買契約を結ぶまでの期間を指します。
売買契約後、物件を引き渡すまでの期間も含めると約6か月になります。
マンションを売却するときの手続きの流れは、以下のとおりです。

査定依頼から媒介契約まで

マンションを売却するときは、いくらで売りに出せば良いか迷いますよね。
マンションの現在の市場価値を知るためには、不動産会社に査定を依頼するのが一般的です。
マンションの売却査定では、近隣の同じような物件の売却価格や、物件の状態、築年数などを基に査定額を算出します。
そして、売主は提示された査定額を基に、売り出し価格を決定します。
売り出し価格は、高すぎると売れにくく、低すぎると損をする可能性があるため、適切な価格を設定しましょう。
不動産会社に仲介を依頼して買主を探す場合は、不動産会社と媒介契約を締結します。
不動産会社に査定を依頼してから媒介契約を結ぶまでの平均期間は、約2週間~1か月です。

売却活動

不動産会社は、売りに出すマンションの情報をチラシやインターネットうえで公開します。
物件の広告によって、購入希望者から問い合わせが来るのが一般的です。
購入希望者が現れた場合、実際に物件を見てもらう「内覧」をおこなうこともあります。
その後、価格や引き渡し日などの条件について交渉を進めます。
売却活動にかかる平均期間は約3か月です。
しかし、物件の状態や条件によっては1年かかることもあります。

買主との売買契約から引き渡しまで

買主との間で、売買の条件に合意できたら売買契約を結びます。
買主が住宅ローンを利用する場合は、売買契約後に審査の結果を待ちます。
売買契約~引渡しまでの平均期間は約1か月ですが、契約時に買主と交渉して引渡し日を調整することも可能です。
住宅ローン審査に通過後、売買代金の受け渡しと物件の引き渡しを同日におこないます。
まとめると、マンションの売却には平均で4か月~6か月かかりますが、各ステップの準備や状況によっては6か月以上の期間を要することも考えられます。
そのため、余裕を持った計画を立てることが大切です。

▼この記事も読まれています
不動産売却の成功を左右する査定の基礎知識について解説!

\お気軽にご相談ください!/

マンションの売却期間に影響するポイントとは?

マンションの売却期間に影響するポイントとは?

マンションの平均的な売却期間がわかったところで「自分のマンションは平均売却期間内に売れるだろうか」と心配になりますよね。
マンションの売却期間に影響するポイントは、以下の4つです。

①築年数

マンションの築年数は、売却価格だけでなく売却期間にも影響を与えます。
新しいマンションは、最新の設備や機能を備え、修繕が必要になる可能性も低いため、比較的に早く売れやすいです。
買主のなかには、築年数が浅いことを条件としてマンションを探す方もいます。
とくに築5年以内のマンションは、新築に近いため、多くの購入希望者が集まりやすく、売却が早く進む傾向にあります。

②交通利便性

交通の利便性は、マンション選びの条件としてよく挙げられるポイントです。
最寄り駅から近ければ近いほど通勤・通学に便利なため需要が高まり、早く売れやすい傾向にあります。
具体的には、駅から徒歩6分以内のマンションが人気です。
また、マンションの周辺に買い物施設もあると、より生活の利便性が高まるため、広告を出すときのアピールポイントになります。

③専有面積

購入希望者は、家族構成やライフスタイルに合った広さのマンションを選ぶため、専有面積も売却期間に影響を与えます。
専有面積とは、玄関前やバルコニーを除いた室内の面積のことです。
40㎡~70㎡以下のマンションは、1人暮らしからファミリー層まで幅広いターゲットに売り出すことができるため、平均よりも早く売れる傾向にあります。
一方、80㎡以上のマンションは、大家族や住まいにゆとりを求める方向けですが、その需要は限られているため、売却期間が長引くことが多いです。

④周辺の競合物件

同じ地域で同じような条件のマンションが売りに出されていると競合物件となるため、売却期間に影響を及ぼします。
とくに、広さや間取り、価格帯が同じマンションがある場合、差別化を図らないと売却期間が長引く可能性があります。

▼この記事も読まれています
住みながらマンション売却をするメリット!売却を成功させるコツも解説

\お気軽にご相談ください!/

早く売りたい!マンションの売却期間を短縮するコツとは?

早く売りたい!マンションの売却期間を短縮するコツとは?

売却できるまでの間に引っ越す場合、売却期間が長引くと管理が大変なため、なるべく早く売りたいですよね。
マンションを早く売却するためのコツは以下の3つです。

①適正な売り出し価格を設定する

相場よりも高すぎる売り出し価格は、買主を遠ざけるリスクがあります。
相場に近い適正な価格を設定すれば、買主の関心を引くことができ、早く売れる可能性が高まります。
マンションの相場は、不動産会社の査定額や不動産情報サイトなどで調べることが可能です。
「レインズ・マーケット・インフォメーション」を利用すると、指定したエリア内のマンションの実際の取引価格(成約価格)を確認することもできます。
また、買主から値下げ交渉をされることも考慮して、相場の範囲内で希望価格と最低価格を決めておきましょう。

②売れやすい時期を狙う

不動産売買の需要が高まる時期に売り出すのも、早く売却するコツの1つです。
新生活が始まる春や、転勤の多い秋は、新しい住まいを求める方が増えるシーズンです。
そのため、2~3月や9月に売り出すと、多くの買主からの関心を得ることができるでしょう。
一方、正月や夏休み、GWなどの休暇シーズンは、引っ越す方が少ないため、不動産市場が冷え込む傾向にあります。
また、競合物件が少ない時期に売りに出すのも売却を早めるコツです。
前述のとおり、競合物件があると売却期間が長引き、最悪の場合、価格を値下げしないと売れない可能性もあります。
逆に、競合物件が少ない時期に売りに出せば、購入希望者にアピールしやすくなり、売却期間を短縮できます。

③物件をきれいに見せる

内覧は、マンションの売却活動のなかでも重要なステップです。
内覧者が物件を訪れた際、最初の印象が良いと、その後の交渉もスムーズに進む可能性が高まります。
そこで、売却期間中は日頃から室内をきれいに掃除し、清潔感を保っておくと、内覧者に好印象を与えることができます。
とくに水回りは、清潔感をもっとも求められる部分です。
なかなか落ちない頑固な汚れは、ハウスクリーニングを利用すると良いでしょう。
また、部屋のにおいも重要なポイントです。
内覧時に、消臭スプレーやアロマを使用して良い香りを漂わせると、より良い印象を与えることができます。

▼この記事も読まれています
不動産売却後に確定申告が必要か不要かを確認する方法は?

まとめ

マンションを売りに出してから売買が成立するまでの平均期間は、約4か月です。
ただし、売却期間は、築年数や交通利便性、専有面積や周辺の競合物件に影響を受けます。
早く売却するコツは、売れやすい時期に適正な価格で売り出し、室内を丁寧に掃除して内覧に備えることです。
山口市の不動産売却なら(株)丸久不動産事業部山口支店へ。
相続・空き家・税金・住宅ローン・住み替え・離婚など幅広い悩みに対応が可能です。
ぜひお気軽にお問い合わせください。


ブログ一覧ページへもどる

まずはご相談ください!

083-932-0309

営業時間
9:00~18:00
定休日
水曜日、祝日

関連記事

不動産豆知識

物件情報

エリア・お店情報

観光スポット

売却査定

お問い合わせ